ちょこ西の東大編入体験談

『はじめに』から必ず読んでほしいです

受験勉強1/3

この記事では志望校が東工大だった時から東大に変わるまでの受験勉強をどのように進めたのかを使った参考書を紹介しながら書いていきます。

高専入学〜3年冬休み

 この頃は受験の事なんて全く考えもせず、日常生活に支障をきたすレベルでロボコンに没頭していました。ただ、『何かの役に立つかも』と学校での成績はちゃんと取るようにしていたので、前の記事で述べたように2〜4年でギリギリ1位を取ることが出来ました。徹夜の力ってスゲー 今思い返すと,学校のテストは本番で自分の全力を100%出し切る練習になっていたのかもしれませんね.

②3年生冬休み

 3年生の冬休み中盤でロボコンを引退し、大学でロボットの研究がしたいなと思ったので東工大を目指して勉強を始めることにしました。
 とはいっても何も分からなかったので、とりあえず体験談を見てほとんどの場所に『簡単で手頃』『簡単すぎる』と紹介されていた『編入数学徹底研究』を始めることにしました。学校の試験も頑張って1位をキープしていたので、順調に解けるはず、が...

③絶望(え...私の学力、低すぎ...!?)

 ほとんどの体験談で『簡単』と言われてる『編入数学徹底研究』ですが、手を付けてみたところ全く解けませんでした。そしてこの時自分のあまりの学力の低さにショックを受け、心が折れそうになりました。

きっと誰だって最初はそうです。私が保証します。

 また、謎に『基礎物理学演習』(黄色い本)に手を付けましたが、微分方程式の勉強ができていなかったので減衰振動あたりになるともう何を言っているのか全く分からず、やめました。

④3年冬休み〜3年春休み終わり

 結局、この期間は『編入数学徹底研究』しかやっていませんでした。分からない所や習っていない所(特に複素積分や確率、ラプラス変換フーリエ級数展開、ベクトル解析など)をネットなどで調べながら解いたので進むのが遅く、なんども心が折れそうになりました。
 冬休みと春休みは1日平均9時間くらい必死でやっていたはずですが、全て解き終えたのは春休みが終わった直後くらいでした。しかも無理矢理解いたようなものなので、正直なところあまり頭に入りませんでした。

⑤4年〜4年夏休み前

 『編入数学徹底研究』の2周目に手をつけました。またもや調べながらではあるものの、1周目に比べると格段に速く進めることが出来ました。また、それなりに知識や計算力が成長しているのを感じました。
 8月、2周目の線形代数が終わった所くらいで、その時の志望校だった東工大の数学の過去問に手をつけてみました。れなりに難しかったですが、解法がワンパターンな問題が多く、思ったより解けたので数年分解きました。物理,化学,英語の過去問も見ましたが見なかったことにしました。

⑥第一志望校を東大へ

 実は『東大なんて受かるわけない』と思っていたので受けるつもりはありませんでした.そんなとき偶然見たネット記事がきっかけで,東大の情報システム工学研究室(JSK)の『DRAGON』と『JAXON』を知り,『うわあああああああああああああああああああかっけえええええええええええええええええ!!!!!!』『こんなかっこいいロボットを作れるような研究者になりたい!』と思って東大を受けることにしました.